New Silencer イカヅチ History Chapter 3
みなさんこんにちは。
季節は夏を過ぎ、秋に移り変わっていますね。
この台風シーズンが過ぎたら
やっと心地よくオートバイに乗れる秋がやってきます。
秋は絶好のツーリングシーズンですし、
食欲の秋と言います様に
ツーリング先でも美味しいものをたくさん食べる事が出来ますね。
そのツーリングのお供に
是非IKAZUCHIサイレンサーを連れていって頂きたいのですが
今回はIKAZUCHIの開発に関して少し書きたいと思います。
先日こちらのブログでもご紹介致しましたが
IKAZUCHIを装着したTRICK STAR RacingのZX-10Rが
ポールリカールサーキットのストレートにて
343km/hという圧倒的なスピードを記録しました。
ご覧の通り圧倒的です。
24時間耐久レースをノントラブルで走りぬき
3位表彰台を獲得し、耐久性だけでなく
性能も実証されたIKAZUCHIサイレンサー。
以前こちらにも記載しましたが
IKAZUCHIサイレンサーはデザインはもちろんの事ながら、
性能も当然拘り、入念な解析とテストを繰り返し開発を進めてきました。
内部の流体解析は以前お伝えしておりましたが
外観の性能テストや解析も行っておりました。
サイレンサーの外観で重要になってくるのが
十分なバンク角を確保出来ているのかどうか。
旋回中TRICK STAR Racing ZX-10Rの様子はこちら
車体が旋回中にサイレンサーが擦らないよう
十分なバンク角を確保することももちろんですが
実は外観の流体解析も行っておりました。
やはり200km/hを超えると空気抵抗が格段に増えますので
スタイリッシュなデザインを実現すると共に
サイレンサーの形状が周囲の流体に及ぼす影響(=空気の流れがどのようになるか)を
しっかりと検討する必要があります。
この美しい流れ、如何ですか。
よどみや不自然な流れはほとんど出来ていません。
上からの様子はこちら
実際のオートバイに装着して走行を行うと
オートバイの車体部分やライダーの足が
流体へ影響を及ぼしますが
今回の解析はサイレンサー単体での簡易解析となります。
ですのでIKAZUCHIサイレンサーを
オートバイに取り付けて走った際の
流体の流れが、まったくこの通りになる訳ではありませんが
サイレンサー単体での解析結果が満足いかないと言うことは
走行しても良い結果にならない可能性が高いですので
開発段階からこのような解析作業を十分に行い検討を行っています。
IKAZUCHIサイレンサーを装着したZX-10Rが
343km/hという最高速を記録したのは
偶然ではなく、妥協なく開発を行った結果なのです。
TRICK STARが全力で開発したこのIKAZUCHIサイレンサーを
是非ご自身のオートバイで体感して下さい。