TRICK STAR的Ninja H2とH2R①


kf_1383

みなさんこんにちは。

 

今回はH2とH2R、そのフルエキとスリップオンについて数回にわけてお話して行きます。

斬新なカラーリングで海外のメディアでも頻繁に取り上げられているTRICK STAR H2R

先日のTOT電撃参戦、HERCULESクラス2位という結果で巷で話題にして頂いて、

思った以上に各所からの反響を実感しているこの頃です。

 

TRICK STARでは、H2RもH2も、全力を上げて追求しています。

 

そもそもH2/H2Rとは何なのか。

難しい話は他でも散々語られているので、グラフを用いて説明したいと思います。

赤がH2、青がH2Rです。

H2Rをシャーシにかけると、13,000回転を超えるあたりから後輪が浮き上がって接地感が無くなり、

14,000回転まキッチリ計測するのは至難の業です。

 

しかも現在のTRICK STARの設備だとH2Rはまともに回転数が拾えない為、横軸は速度で表記してますがご容赦下さい。

 

カタログスペックではクランク軸での出力が

H2   147.2kW(200PS)/10,000rpm

H2R  228kW(310PS)/14,000rpm

となっていますが、このグラフは後輪出力なので約20%程度落ちます。

 

クランク軸での出力に直すと

H2R 221.03ps×120%=265.24ps

H2 161.42ps×120%=193.7ps

くらいでしょうか。

 

TRICK STARのシビアなシャーシダイナモでも、ほぼカタログスペック通り。

H2Rは速度でいうと160km/h辺りから何度やっても回転数が取れなくなります。

 

グラフの頂点を見て頂くとまだまだどれだけでも伸びて行きそうですよね。

多分、実際まだまだ伸びると思います。

 

普段JSB1000のマシンで測り慣れているメカでも、この速度域からこの加速感は次元が違います。

ECUでの制御より先に人間の防御本能での制御の方が先に入るんですね。

 

しかもラムエア加圧時には240kW(326ps)/14,000rpmとなりますから・・・

 

まさに新ジャンルのモンスターマシンです。

TRICK STAR的NinjaH2とH2R①
TRICK STAR的NinjaH2とH2R②
TRICK STAR的NinjaH2とH2R③
TRICK STAR的NinjaH2とH2R④
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑤
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑥
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑦
TRICK STAR的NinjaH2とH2R⑧

 

ニュース一覧を見る